毒母育ちの私が家族のしがらみを棄てたあと

母に結婚生活を奪われても、文句ひとつ言わず母の面倒を見ることが自分に課せられた生まれてきた意味、と信じ人生すべてあきらめて生きてきました。自分の人生、自分のために生きてよかったのだと気づいてからの日々を綴っています。

ようやく入居者が決まりました

一昨年、母が家を出て行ってから不用品の処分やら、水回りの処理とか後始末が山のようにあって途方に暮れ、やることがいっぱいあって精神的にも肉体的にも金銭的にも、負担がのしかかってきました。 その後も空気の入れ替えをするため、家に足を入れるたび母…

上野の大吉原展、見ごたえありすぎでした

3月初旬の予想だったら、満開の桜が咲き誇っているはずの上野に行ってきました。 目当ては大吉原展。 会場の芸大美術館へ行くため、公園を突っ切ろうとしたら、今までに見たことがないほどたくさんのテントが並んでいました。 まだオープンには時間があるの…

大好きな本だけど2冊はいらない

『本好きの下剋上』完結後、老後の楽しみにとっておいた本の再読を再開しました。『デルフィニア戦記』をスタートにした茅田砂胡さんの一連のシリーズを読み終わり、小野不由美さんの『十二国記シリーズ』を読み進めています。 しかしこのシリーズ、前半はN…

確定申告に行ってきました

一昨年の3月までは働いていたので、去年の申告には給与所得とか退職金とかがありましたが、今年は保険控除ができるのかよくわからなかったけど、時間だけはあるので無駄足になっても散歩してきたと思えばいいからと、とりあえず申告会場にでかけました。 朝…

退職後の習慣

今週のお題が「習慣にしたいこと・していること」だったので、ちょっと書くことに。少し前回の投稿とかぶるのですがご容赦ください。 退職後、気づいたことのひとつに運動不足があります。 1日の歩数が半端なく減りました。当然の結果として体重増加(泣) そ…

元気を出すには何も考えずに体を動かす。元気を回復するためにはお気に入りの本を読む

何もやる気がしない時、ちょっと気分が落ち込んでいるなと思うようなときの「元気を出す方法」は、何も考えすに体を動かすことでしょうか。 掃除や片付けをすることもありますが、手っ取り早いのはYouTubeで簡単なストレッチを選んで真似ることです。 日ごろ…

榎田ユウリ『妖琦庵夜話~魔女の鳥籠~』は毒親がテーマでした

科学の進歩によりヒトとほんの少し違うDNAを持つ人が発見され妖人と名付けられた、という設定でその妖人の事件を扱うシリーズ。ラノベで人気の作者さんですが、角川ホラー文庫から出ています。 初頭の言葉がこの物語の核を語っています。 「かつて私はあなた…

能登半島地震というけれど、日本海側大地震だったと思います

元日の大地震で被災した方々にお見舞いを申し上げるとともに、一日も早く日常に戻れることをお祈りします。 とんでもない一年の始まりになりました。 お天気も良くまったりしたお正月に突然の地震と津波。 テレビはすべて特別番組に切り替わり、東日本大震災…

最悪だ。今になって元夫の夢を見るなんて

ネットの世界では、いろんな言葉が作られていますが、私が最近YouTubeでよく見かけるようになった言葉に、エネ夫(妻)があります。 意味は、妻(夫)の見方をしないで逆に相手を苦しめる敵になった夫(妻)、を指すらしいです。 私の味方をしないどころか、私の言…

2023年を振り返る

今年もあと1週間。 と言っても、私にとっては「明日」が「今日」に変わるだけですが。 ざっくりと一年を振り返ってみれば、今年の冬はトイレがあふれたり給湯器が壊れたり。母の負の遺産に振り回されたことが思い出されます。 トイレからあふれた下水の掃除…

母と姉、久しぶりに心がざわついた

いとこが帰省した時、話の中で「今年の姉からの年賀状に“母を引き取りました”と書いてあった」と聞きました。 それだけを知らされた人は、姉を「親孝行ないい娘」と受け止めるのだろうなと感じました。 去年、私が母の引っ越したことを人に話した際も、事情…

一条ゆかりのエッセイに思うこと

書店をぶらついていたら、一条ゆかりさんの名前を思わぬところで見つけました。 インパクトのあるタイトルに思わず手が伸びました。 『不倫、それは峠の茶屋に似ている』 一条ゆかりと言えば、私がマンガを読み始めた頃にはもう、第一線で活躍されていた漫画…

魔夜峰央原画展とKADOKAWAミュージアムへ行ってきました

映画「翔んで埼玉2」の上映に合わせて、さいたま市漫画会館で魔夜峰央原画展が開催されていると知って、ちょっと出かけてきました。 ついでに、ずっと行きたかったKADOKAWAミュージアムにも行ってきました。 大宮から電車2駅、徒歩5分。閑静な住宅…

稗粒腫を取りました

数年来、顔の白にきびみたいなものができて気になっていました。 どんどん増えている気もしていましたが、コロナでマスク生活が当たり前になったおかげで、人に顔を見られることも少なく、まあいいかと思いながらも洗顔とかスキンケアに気を付けても、全然減…

絶賛増殖中、茅田砂胡さんを再読!

「最近読んでるもの」 退職してから長年の積読本を読んで捨てる、お気に入りだった本を再読して、捨てるか否かを決めています。 夏ごろまでは順調に蔵書を減らしていたのですが、茅田砂胡さん作品に手を出し始めたとたん、捨てるものがなくなりました。 茅田…

一度は行きたかった明治村、でもきっと二度目はない

明治村に行ってきました 名古屋には何度も行く機会があったのですが、名古屋駅から片道約1時間、廻るのに5~6時間はかかるとの情報に行きたいと思いながらも躊躇していた明治村。 ようやく行くことができました。 犬山駅からバスに乗って、しばらくすると…

家の借り手がいない

母が引っ越した後、空気の入れ替えをするためとはいえ、家に入るのが苦痛でなりません。 物はすべてなくなったのに。 母がいなくなった家に入るたび、心が削られる気がします。 辛い思いでしかない場所だからか、心も体も拒絶反応をおこしているようです。 …

自分の人生の主役に母を据えていた

人生の指南書とかカウンセリング関係の本とか、なぜ「自分の人生を自分で決められる」ことを前提に書かれているのだろうと常々不思議に思っていました。 自分で自分の人生を選ぶことができないからこそ苦しんでしまう人は、置き去りにされるしかないのでしょ…

一度は行ってみたかった東洋文庫ミュージアム

図書館で緑色の東洋文庫を見たことはあっても、一度も読んだことはなかったのですがそのもととなった圧巻の本棚をじかに見てみたかったので、一度は行ってみたかった東洋文庫ミュージアムに行ってきました。 東洋文庫の本棚の一部 これぞまさしく神が与えた…

サグラダファミリア展で心に残ったこと

ガウディの名前を知ったのは、着工から100年経っても完成しないサグラダファミリアという教会があることを知った時でした。 完成まで300年はかかると言われていたけれど、ITの発達で完成がいっきに早まり、2026年完成予定と話題になっていました。 完成して…

猛暑の東京で寒さに震えていた

8月末に東京へ出かけてきました。 久しぶりの展覧会。目当ては、サグラダファミリア展とメキシコ展。 新幹線を降りたとたん、むわっと熱い空気が体にまといつきました。 しかし構内は涼しく、暑さを感じたのは一瞬だけでした。 最初の目的地、出光美術館に着…

自分軸で生きることの大切さ

素朴な疑問ですが、人生の指南書とかカウンセリング関係の本とか、なぜ「自分の人生を自分で決められる」を前提に書かれているのでしょう。 自分で自分の人生を選ぶことができないからこそ、苦しんでしまう人は置き去りにされるしかないのでしょうか。 今な…

マイナンバーカードの情報を再度確認してみました

暑い中、役所に行ってマイナンバーカードの内容を確認してきました。 結果は、しっかり国保になっていました。 役所のお兄さん、疑ってごめんなさい。 しかしこうなると、診療機関で古い情報しか呼び出せないことの方が問題ですね。 マイナンバーカードの無…

私のマイナンバーカードで起きたトラブル

毎日暑いですね。 外出した日は、帰宅後エアコンをつけても室外機が相当暑くなっているせいか とてもエアコンの効きが悪い。 いつまでたっても涼しくならず、とうとういい年をして、汗湿疹ができて皮膚科に行ってきました。 この皮膚科でのトラブルです。 マ…

目の調子がとても悪くなってきた

今月に入り、急激にものが見えづらくなりました。 エクセルのライン、床の木目、線がすべて歪んで見えます。 特に文字がぼやけて判別しにくく、数年前、黄斑変性症と診断された時と同じ見え方です。 先月、突然「積読本を読まないといけない」と強迫観念にか…

退職して2年目。国民健康保険に加入したのは正解だった

退職後の保険について、いろんなハウツー本、ネットで情報収集して、1年目は任意継続を選択しました。 2年目は、任意継続なら人間ドック代の補助とかいろいろ特典もありましたが、任意継続と国民健康保険の保険料のシミュレーションを見比べ、国民健康保険…

読みたい本と読んでしまいたい本

今週のお題「読みたい本」に、思わず反応してしまいました。 息をするように読書してきた人間としては、見過ごせないテーマです(笑) 勤めている間の積読本が50冊、再読しようと思っている本が本棚2本分(汗) これが死ぬまでに読んでおきたい本の山。 退職して…

母の頭の中では、「私が夫を嫌っていた」とのストーリーが作られていた

いとこが出張で来た際の会話から、母が私の結婚生活について伯母(いとこの母)にとんでもない嘘、でたらめを話していたことを知りました。 いとこからその話を聞かされた日、一晩泣き明かしました。 何を聞かされたかを書けるまでにも、相当時間が必要でし…

母の新居を見てきました

関東に住むいとこから「出張で近くまで来た」と連絡があり、久しぶりに一緒にランチを取りました。 近況などとりとめのない話をしているうちに、話題は母のことに。 いとこは、母(いとこにとっては叔母)も大事な身内ですから、私の葛藤を聞いた後も母を気…

今年も誕生日の花は開かなかった

数年前から、とある通販サイトが誕生日祝いにバラを一輪送ってくれます。 去年も書きましたが、つぼみで送られてくるそのバラは、毎年、花開くことなくそのまま枯れていきました。 今年は、ほんのちょっぴり開いたバラが送られてきて、咲いたバラにちょっと…