毒母育ちの私が家族のしがらみを棄てたあと

母に結婚生活を奪われても、文句ひとつ言わず母の面倒を見ることが自分に課せられた生まれてきた意味、と信じ人生すべてあきらめて生きてきました。自分の人生、自分のために生きてよかったのだと気づいてからの日々を綴っています。

一度は行ってみたかった東洋文庫ミュージアム

図書館で緑色の東洋文庫を見たことはあっても、一度も読んだことはなかったのですがそのもととなった圧巻の本棚をじかに見てみたかったので、一度は行ってみたかった東洋文庫ミュージアムに行ってきました。

東洋文庫の本棚の一部

これぞまさしく神が与えたもうたこの世の楽園!

とローゼマインちゃんなら言いそうな、天井から床まで続く本棚にテンション爆上がりでした。

 

企画展は「東洋の医・健・美」と東洋医学についてのもので、こちらも大変興味深く拝見していたのですが。

 

展示室から次の展示室へ行く途中の廊下がガラス張りで、まるで何もないところに足を踏み入れる風になっている箇所があり、極度の高所恐怖症の私は、足がすくんで前に進むことができませんでした。

怖ければ下を見ないで歩けばいいと、頭ではわかっているのですが石の柱がどこまでも下に伸びているように見え、体がすくんで動きませんでした。大股でそこを踏まずに進むには幅がありすぎました。

 

しばらく立ち止まって、どうやって進むかを考え、たどり着いた答えは、周りに誰もいないのを幸いに、ガラス面を飛び越えて進む、でした。もし誰か見ていたとしら、いい年して変なやつと思われたことでしょう。

何とか次の展示室にたどり着きましたが、展示を見終わった後、逆側からも回れたことが分かった時には、脱力しました。私の苦悩は何だったんだ(泣)

 

本棚に廊下と、強烈な印象の東洋文庫ミュージアム

こじんまりとしているけれど、また機会があったら立ち寄りたいミュージアムでした。