毒母育ちの私が家族のしがらみを棄てたあと

母に結婚生活を奪われても、文句ひとつ言わず母の面倒を見ることが自分に課せられた生まれてきた意味、と信じ人生すべてあきらめて生きてきました。自分の人生、自分のために生きてよかったのだと気づいてからの日々を綴っています。

猛暑の東京で寒さに震えていた

8月末に東京へ出かけてきました。

久しぶりの展覧会。目当ては、サグラダファミリア展とメキシコ展。

新幹線を降りたとたん、むわっと熱い空気が体にまといつきました。

しかし構内は涼しく、暑さを感じたのは一瞬だけでした。

 

最初の目的地、出光美術館に着いた時は、短い時間しか歩かなかったこともあり、涼しいなと感じた程度でしたが、会場を進むにつれ寒さを感じはじめ、出るころには体が冷え切っておりました。あったかいお茶サービスがどんなに嬉しかったことか。

お茶を飲みながら少し休憩して、皇居を挟んだ対極に位置するサグラダファミリア展の国立近代美術館を目指しました。

 

大手町駅への行き方を聞くと、「15分は歩きますよ」と心配されました。

東京の人は歩いて移動しないんだろうな、と思いながら、私は大手町駅を通過点にそのまま歩いて移動するつもりでした。

教えてもらった、帝国劇場地下からトコトコと大手町駅を目指すうち、冷え切った体も十分温まり、近代美術館に一番近い地下鉄出口から皇居のお堀に沿って炎天下を歩きだすと、いっきに汗が噴き出てきました。

汗が流れ落ちるまま美術館に入ると、涼しい。汗がひいていきます。

そしてまた、会場を進むうちに寒さに震えておりました。

トーハクのメキシコ展も同じように、着くまでは暑いけれど会場は寒い…

どこに行っても体が冷え切って、外が暑かった記憶が吹き飛びました。

今回の旅の一番の思いでは「8月の東京は、寒い!」

これにつきました。