3月初旬の予想だったら、満開の桜が咲き誇っているはずの上野に行ってきました。
目当ては大吉原展。
会場の芸大美術館へ行くため、公園を突っ切ろうとしたら、今までに見たことがないほどたくさんのテントが並んでいました。
まだオープンには時間があるのか、無人のテントもあれば、スタッフらしき人が忙しそうに動いているテントもありました。
舞台には「上野桜まつり」の文字。期間は31日までになっていましたが、後で聞くと1週間延長になったとのこと。まだ開花宣言出たばかりですものね。
肝心の桜は、こんな感じです。
芸大美術館には、開館10分前に着きましたがなかなかの行列。
そこに突然、笛の音が聞こえてきました。
音の鳴る方を見るときつね面の人がひょっとこ、おたふく面の人を従え踊りながら行列前にやってきました。
なんとウエルカムセレモニーだそうで。
きつねさん、息を弾ませながらもトークで開館時間まで並んでいる人を楽しませてくださいました。
展覧会は、浮世絵、写本がメインで、3階は吉原の通りに見立ててあって興味深いものでしたが、展示の多さ、広さに何度も休憩しながら会場をまわりました。
一番奥には辻村ジュサブローさんの人形とミニチュア展示。ここだけが写真OKでした。
会場を出て、上野公園に戻ると木の下はシートに覆いつくされ、人、人、人。
通路にキッチンカーも出ていて、場所によっては歩くのも難儀するほどの賑わいでした。
でも、桜ほとんど咲いてないし。
と思ったら、上野駅の中には満開の桜(造花)がありました。