毒母育ちの私が家族のしがらみを棄てたあと

母に結婚生活を奪われても、文句ひとつ言わず母の面倒を見ることが自分に課せられた生まれてきた意味、と信じ人生すべてあきらめて生きてきました。自分の人生、自分のために生きてよかったのだと気づいてからの日々を綴っています。

2020-01-01から1年間の記事一覧

2020年の振り返り

今年は年明け早々、「中国で新しい感染症がはやっているらしい」「春節に中国人が大挙して入国するが大丈夫なのか」というワイドショーの話題にはじまり、旅行客からの感染、ダイヤモンドプリンセス号、中国からの帰国者の感染確認。東京は危険と思っていた…

もし今の私が結婚当時に戻れたら 検証その2

母に寝室で立てる音をすべて聞かれているとわかった後で、夫と夫婦生活ができたか。 答え 100%無理。 母の存在を意識するだけで、今でも私は委縮してしまいます。 心も体も解放することができない状態で、夫婦の営みなどできるはずがありません。 経験の…

『怒っている人図鑑』

10年ほど前からアンガーマネジメントという言葉を耳にするようになりました。 怒りをコントロールする方法、上手な対処法というものらしく、本や講演会を目にする機会が増えました。 怒るという感情自体、あまり抱いたことがないので、あまり興味がなかった…

幸せの定義を考えてみた

私の本を読んでくださった方からお葉書をいただきました。 「幸せになってください」と書かれていて、思わずウルッときました。 家族から言われたことのない言葉、これまで周りの人から言われたことがない言葉を 本を読んだ人たちからかけられました。 「幸…

今の私なら母に対抗できたかをじっくり考えてみた

June.aさんからコメントをいただき、もし今の私が結婚当時に戻れたら母にうまく対処して、結婚生活を送ることができたのかをじっくり考えてみました。 結論から言うと、絶対無理。母に太刀打ちできたとは思えません。 当時のシーンを検証してみる その1 「…

周りに人がいないのは、自分が悪い?

H.G.ウェルズの『ポリー氏の人生』の中にこんなフレーズがありました。 「僕らを幸せにするのは、僕らの努力の結果じゃなく、他人を幸せにするのは、僕らの努力の結果じゃない。人に好かれる性格、味方してもらえる性格があり、好まれない性格がある。そ…

のりを「ごはんのお供」にできるのは日本人だけ?

ウィズコロナの世界になってから、友人と会う機会がともかくなくなりました。 「落ち着いたらランチしようね」と言い合うだけになりました。 どこにも遊びに行けないので、気づかぬうちにストレスが溜まってきているようです。 人間、最後に残るのは食の楽し…

読書感想文が本嫌いのこどもを増やしたという意見もある

夏休みの宿題で一番苦手だったのが、読書感想文と工作でした。 本を読むのは、日常生活の一部でしたが感想文を書くとなると何をどう書いていいかさっぱりわかりませんでした。 国語の先生が本を読ませるのに楽な宿題として考えられたものかもしれませんが 書…

『ど根性ガエルの娘』に思うこと

『ど根性ガエルの娘』というマンガを見つけました。 昭和40年代に『ど根性ガエル』というマンガがありました。 少年が転んだ拍子にカエルとぶつかり、カエルが少年の来ていたTシャツに住み着いてしまった。画して平面ガエルピョン吉誕生、という荒唐無稽の…

シャープマスクが当たった

マスク不足の狂乱からもう半年が過ぎ、転売禁止も解除されてからですが(^-^; 私も第2波が来ても大丈夫、と安心できるほどにマスクを購入していました。 発売の発表とともに世間の注目を浴びたシャープのマスク。 とりあえず、抽選に当たることはないだろう…

「今月のPVが100を超えました」というお知らせが来ていた

7月はずっと気分が下向きで、何もする気になれず本ばかり読んでいました。 月に最低でも1つは記事を書くつもりでしたが、3年目にしてあえなく1か月あいてしまいました。 お知らせ欄に気付かなかったため、これまでも届いていたであろうお知らせにようや…

今の私が離婚報告の場にいたならば‥

そんなことを考えても無駄だし、虚しいことだと自分でもわかっているけれど、つい考えてしまいます。 言いたいことを全く言えなかったのは、私に勇気がなかったから。 そして、何よりも母や夫の言葉を他人の前で否定してはいけないと信じ込んでいたからにほ…

私が訴えたかったこと、言うべきだったこと

離婚報告を媒酌人にしに行ったとき、夫が事情を延々話した後、突然私に 「抱かれたいと思ったことはないのか」 と聞かれた時に、夫の言葉を否定することになること、母の前で夫婦関係を話すことがためらわれて返事にとても困りました。 本当に言いたかったこ…

親がまともでないと気づくのが遅すぎた

昨日は元夫の65回目の誕生日。 家族でお祝いをしたのかしら。 毎年5月15日が近づくと結婚していた時の誕生日のことを思います。 二人で出かけて祝おうと誘ったけれど、やんわりと夫に断られたこと。 母が私には全く教えず、豪華な食事で夫の誕生日を祝ったこ…

心を強く持ちたい

コロナの外出自粛とかもあって、最近何もする気になりません。 休みの日は、本を読み掃除をし、食事を作り食べたらまた本、またはマンガを読み‥ ネットを見て、だらだらと無駄に時間を費やしています。 何も考えたくないから、意識を別世界に持っていってい…

ソフトクリームが食べたい!

5月に入り暑い日が続いています。 無性にソフトクリームが食べたくなって、買い物ついで寄り道しました。 が、ない! どのお店もクローズ。 目当ての喫茶店も、スーパー併設のスイーツ屋さんもフルーツスタンドも。。。 みごとに臨時休業でした(泣) 仕方…

3月の連休に続きまた保菌者が地方にコロナをまき散らす

今年は24日からGWらしい。 家にいよう、とこれだけ声高に言われても、移動する人がやっぱりいる。 新幹線、飛行機ともに9割減だそうだが、1割でも何万人って単位ではないでしょうか? 連日テレビでは、海や山、パチンコ、ジムと「この状況でも出かける人」…

デフォーの『ペスト』に学ぶ

コロナウィルスの騒動の中、カミュの『ペスト』が話題になっていた。 天邪鬼の私はあえてデフォーの『ペスト』の方を読んでみました。 デフォーが書いた『ロビンソン・クルーソー』は誰もが知っている作品なのに、作者の名前は案外知られていない気がします…

思ってるだけで、何もしないんじゃな、愛してないのと同じなんだよby寅さん

去年は「男はつらいよ 50周年」とかで、映画が作られたり関連本が何冊も出版されたりしていました。 その中で、たまたま手に取った本に書かれていた言葉が上の言葉です。 心にずんと響きました。 学生時代の私の信条は、「行動してから後悔する」だったのに…

コロナウィルス騒動

数年前からアメリカのドラマでは、テロだのウィルスだの、ゾンビだ、宇宙人の侵略だと秩序が崩壊した後の世界を描いたものが増えているなあと思っていたら、現実世界でも始まってしまいました。 もちろんドラマほど社会が壊れることはないでしょうけれど、ど…

私ははずれくじ

離婚を体験した男性のインタビューを読んでいたら、男性は離婚に対して二通りのとらえ方があるそうな。 ひとつは結婚に幻滅するタイプ。自分が結婚生活に向いていないと感じるらしい。 もう一つは、相手に幻滅するタイプ。こちらは自分の結婚相手が外れであ…

無限ループから抜け出したい

もう何年も、何度も何度も繰り返し思い出し、本当に言いたかったことをシュミレーションしているシーンがあります。 結婚式の媒酌人だった私の恩師に離婚の報告をしに行ったときのことです。 夫は開口一番「順子が僕を拒絶している」「二人で話し合って離婚…

カウンセラーに会ってみた

昨年のことですが、友人に誘われて初めて、カウンセラーに会ってみました。 ゆっくりカウンセリングを受けた訳ではないのですが、私の第一印象を情熱的で包み込むような優しさを持っていると言っていただきました。私に愛される人はみんな幸せになれるんです…

青学はやっぱり強い!

箱根駅伝です。二日間テレビの前を動きませんでした。 スタートこそ団子状態でしたが、2区で1位を奪ったと思ったら4区からはずっと首位独走。往路はふうん、という感じで見ていました。 復路は、3位争いとか10位以内に入るか否か、といったところにドラ…

あけましておめでとうございます

除夜の鐘の音を聞くこともなく寝入り、目が覚めたら2020年になっていました。 毎日同じように時間は回っているのに、元日はやはり特別な日です。 父が死んでから信仰に目覚めた母に連れられ、就職してからの私の元日はお寺にお参りに行くことから始まりまし…