毒母育ちの私が家族のしがらみを棄てたあと

母に結婚生活を奪われても、文句ひとつ言わず母の面倒を見ることが自分に課せられた生まれてきた意味、と信じ人生すべてあきらめて生きてきました。自分の人生、自分のために生きてよかったのだと気づいてからの日々を綴っています。

家の借り手がいない

母が引っ越した後、空気の入れ替えをするためとはいえ、家に入るのが苦痛でなりません。

物はすべてなくなったのに。

母がいなくなった家に入るたび、心が削られる気がします。

辛い思いでしかない場所だからか、心も体も拒絶反応をおこしているようです。

 

人が住まなくなったせいか、次から次に起こるトラブルにも疲れてしまいました。

もう嫌だと思って、賃貸に出そうと不動産屋さんに相談し、現状のまま丸投げして早3か月。見学に来たのはたった一人でした。

 

誰でもいいからそこに住んで、母の気配を消してくれればそれでいいんです。

それだけで私はきっと息ができるようになる。