毒母育ちの私が家族のしがらみを棄てたあと

母に結婚生活を奪われても、文句ひとつ言わず母の面倒を見ることが自分に課せられた生まれてきた意味、と信じ人生すべてあきらめて生きてきました。自分の人生、自分のために生きてよかったのだと気づいてからの日々を綴っています。

2023年を振り返る

今年もあと1週間。

と言っても、私にとっては「明日」が「今日」に変わるだけですが。

 

ざっくりと一年を振り返ってみれば、今年の冬はトイレがあふれたり給湯器が壊れたり。母の負の遺産に振り回されたことが思い出されます。

トイレからあふれた下水の掃除で、2カ月ほど咳が止まらなくなったときには、悪い病気だったらどうしようと不安になりました。

 

それから一年で相当視力が落ちました。

秋には転んで両膝血まみれ、腫れがひくまで結構長いことかかりましたけど、幸い大きな病気はしなかったから良しとしよう。

 

今年も3月の西日本の弾丸旅行をスタートにいろんなところへ行きました。

行ったところがテレビに映ると、記憶がよみがえるのかリアルにその場所をイメージできるのですね。写真やテレビなどで平面的に見ていた景色が、旅行後はその場が立体的に思い浮かびました。

現地に行くことって大事なことだと再認識できたかもしれません。

それに、旅行先で「楽しい」と感じている自分を発見したのは大きな驚きでした。ようやく「楽しい」という感覚を思い出せた気がします。

 

元夫を思い出して泣くこともずいぶん少なくなりました。

泣く時間もずいぶん短くなった気がします。

ご飯作りながら、食べながら、「身の程知らずにも〇さんの妻になりたいなんて大それた夢を見た私が悪い。〇さんにも〇さんの家族にも迷惑をかけて申し訳ありません」という思いが自然とわいてくるのは相変わらずですが。

 

とりあえず、自分のことだけを考えればいい生活が、こんなにも楽なことだとしみじみ実感した1年だったということにしましょう。

 

外にはまだ雪が残っています。これから年末にかけてどんどん暖かくなるらしいけど、来年も心穏やかに過ごせればいいなあと思います。