今年もいとことお墓参りに行きました。
長時間の運転で疲れたから少し休んでから行く、と連絡があり予定より30分遅れで出発。まずはいとこの家のお墓に向かいました。
これが姉と遭遇した原因。予定通りに行動していれば、今年もいとこと久しぶりに会って楽しく過ごす1日になったのです。
いつもより混雑していて少し離れたところで車を降り、お墓に向かって歩くこと10歩。
お墓の前に姉と姪たちがいるのに気づきました。
お墓までの距離は残り約2m。
低い洋風の墓が並ぶ墓地公園では、方向転換もできません。
しかも、私が姉を認識したとほぼ同時に姉も私に気づいたらしく、
どうにも逃げようがないので、そのまま歩き続けるしかありませんでした。
姉は私と一緒にいるのが誰なのか不審げな様子。
いとこの名を告げると、驚いた様子でしたが、親しげにあいさつを交わしはじめました。私はその間に無言で花、線香、ロウソクをセット。
ひととおりいとことのあいさつを終えると、姉は私に向かって「墓じまい、どうするの?」
姉は母を引き取ったとき、私に縁切り宣言したことは忘れているのでしょうか。だから転居先の住所を教える必要はないと言われたんですが?
母と一緒に家の責務も姉に引き継いだつもりでしたが、墓じまいは私の責務?
続けて「いつどうなるかわからないのに、一度もケアハウスに母を訪ねていない。親不孝者」と私を責めました。
「手紙には、ケアハウスに入れたということと私を緊急連絡先にしたことしか書いてなかったけど」と言い返すとケアハウスの名前も住所も書いたと主張しました。
姉と私の険悪な雰囲気を察したのか、姪たちは音もなく私たちから離れていきました。
おまけに相変わらず、私が携帯電話を着信拒否にしていると責める。
数年前に会ったとき着信拒否リストまで見せたのに、信じなかったらしい。
そもそも姉の番号を知らないから拒否のしようがないと何度も言っているのに、自分の番号は絶対教えようとしません。いとこには愛想よく番号伝えていたけど。
しまいには目の前で私の携帯にかけて着信拒否の証拠を見せつけてきました。
しかしそこに表示されているのは、ずいぶん前に使っていた番号。
今その番号使っている人、姉のけんか腰の留守電聞けば、そりゃあ着信拒否するよね。
ようやく番号が違うことを理解した姉は、「じゃあ新しい番号を教えなさい。ほら、何番!言いなさい!」と繰り返す。
自分の思い込みで私を責め続けたことを詫びようという発想はないらしい。
しかも、あれだけ何度も番号を知らないと言い続けたのに、自分の番号を知らないはずがないと思い込んでいる。姉は、こういう理不尽なことを当然のように言う人です。
あとになって私は、姉が私をうそつきと決めつけていたんだなあ、と思い至りました。
上から目線で番号を言えと言い続ける姉を完全無視してお参り準備を続けていたら、「その態度は何、私はあんたに何もしていないでしょ」とのたまいました。
確かに暴力振るわれたのは、幼い時だけ。
ただ私を馬鹿にし、召使いのように扱っていただけ。言葉で傷つけていただけ。
骨の髄まで逆らったらいけないと思い込まされていただけ。
落ち込んでいるとき慰めてくれるとか助けてくれるとか、守ってくれるとかそういうことを一切してくれたことはない。そういう意味では何もしていないは正しい。
「あんたなんかいなければよかった」「邪魔だった」といったことも、母との暮らしで精神的にギリギリの状態でうつ病になっていたと話した時でさえ、姉は私を気遣わなかった。「そんなこと言われたら笑うしかない」と言い放っただけでした。
どれだけ、姉の言葉にメンタルを削られたか。切々と訴えた時でさえ、被害妄想だと切り捨ていつまでも昔のことを言うなと責められました。
私の言葉は、母や姉には通じない。もう何十年も前に学習していたのに、私がどんな思いで生きてきたかを少しでもわかってほしいと、かけらほどの希望を持って話したことさえ非難したことも姉は覚えていないらしい。
最後の捨て台詞は母と同じ「そんな過去のことをいまさら言ってどうなる」
水に流すには辛すぎる過去だということすら、理解してはもらえないのでした。
今考えれば、妹をたれパイ、ブス、と呼びかける姉ってほかにいます?
姉が私にしたことって今の基準で言えば立派なモラハラじゃないのかな。
言いたいことを言うと、姉は私たちから離れていきました。
離れていた姪たちが姉に合流します。
もう姪たちが私に笑いかけてくれることはないでしょう。あの子たちの目に私はどう映っているのでしょうか。あの子たちとの縁が切れたことは寂しく感じます。
しかしあの子たちも小さい時しか会っていないから覚えていないのは仕方がないとはいえ、姉との会話から親戚だということはわかったはずなのに、いとこに対しても挨拶をしないのはちょっと大人としてどうなんだろうか。
せめて軽く会釈くらいするの常識を持った大人になっていてほしかった。
3人が帰った後、ようやく私といとこはお墓にお参りをしました。
車に戻ると頭が痛くてしんどくなってきましたがいとこに心配かけたくなかったので、何事もなかったようにふるまい、我が家のお墓参りに向かいました。
姉たちはすでにお墓参りを終えていたらしく、今度はありがたいことに遭遇しませんでした。
もう何年もこうしてお墓参りをしてきたのに、姉たちに遭遇したのは初めてでした。
神さまか仏さまかそれとも先祖のいたずらか。それとも嫌がらせか。
10年かけてようやく心が乱れることもなく、気にするのは体の不調くらいという平安を手に入れることができたとたんにこれです。
家に帰ってからも頭痛がひどくて早々に寝ました。
翌朝もまだ頭は痛かった。
でも姉の言葉に何時間も泣き続けた頃と違い、泣きそうにはなったけど涙は流さなかった。ずっとイライラして気分が悪かったけど、パニックは起こしていない。
息は普通にできた。間違いなく精神的に強くなったと感じました。
あとは墓じまい。
いっそのこと母が存命なの気にしないでさっさとお寺に相談してしまおうか。
そうすれば、あの人たちと完全に縁が切れるだろう。
来年、姉がお墓参りに行ったらお墓がなくなっていた、というシチュエーションもなかなかいいかもしれない、と思い始めています。