毒母育ちの私が家族のしがらみを棄てたあと

母に結婚生活を奪われても、文句ひとつ言わず母の面倒を見ることが自分に課せられた生まれてきた意味、と信じ人生すべてあきらめて生きてきました。自分の人生、自分のために生きてよかったのだと気づいてからの日々を綴っています。

『怒っている人図鑑』

10年ほど前からアンガーマネジメントという言葉を耳にするようになりました。

怒りをコントロールする方法、上手な対処法というものらしく、本や講演会を目にする機会が増えました。

怒るという感情自体、あまり抱いたことがないので、あまり興味がなかったんですが

先日、表紙がすごいインパクトの本を見つけました。

 

『怒っている人図鑑』

 

著者の安藤俊介氏は、著者略歴によると心理トレーニング「アンガーマネジメント」第一人者だそうです。

 

社会問題にもなっていますが、コロナ疲れで怒りの沸点が低くなった人が多いと書かれていました。確かに私の周りを見ていても些細なことで、とてつもない怒りをあらわにしているのを目にする機会が増えました。

特にマスクをしたくない人、飛沫防止のカーテンやアクリル板をあからさまに邪魔なものと態度に表す人。

 

この本には、怒りの事例集というのがあって、最近話題の自粛警察とか、電車遅延に代表者のような顔して駅員に文句を言うおじさんといったテレビでネタになったものもあれば、自分が絶対正しいとか、自分の非を認めないで怒る人とか。

こういう怒りを受けたことあるなあ、と思い当たることがありすぎでした。

 

でも、正義感振りかざしたり自分の言動が正しいと信じこんだりしていて、まわりに迷惑かけていることとかそれで嫌われていることとかに気づかない人は、こういう本を読まないんだろうな。