毒母育ちの私が家族のしがらみを棄てたあと

母に結婚生活を奪われても、文句ひとつ言わず母の面倒を見ることが自分に課せられた生まれてきた意味、と信じ人生すべてあきらめて生きてきました。自分の人生、自分のために生きてよかったのだと気づいてからの日々を綴っています。

ローゼマイン愛が講じての印刷博物館探訪

東照宮ツアーの出発地点は東京でした。当然、ついでに東京観光。

今回のメインは、印刷博物館の工房ツアーです。

工房ツアーは日にちが限られているため、東京に行ってもなかなか予定が組めず悔しい思いをしていましたが、ようやく訪れることができました。

 

印刷博物館は、トッパンの本社ビル地下にある専門博物館。

印刷の歴史を中心に、昔の印刷物や活字、印刷に関する道具等が展示されていました。

印刷博物館 外のオブジェ

中世ヨーロッパみたいに、本が貴族や神官しか持たず、庶民には縁遠い世界に転生した少女が「本がなければ作ればいい」と紙づくり、印刷に奮闘するラノベ本好きの下剋上』の主人公マインちゃんにはまり、作者香月美夜さんがこの印刷博物館を小説の参考にしたと知ってから、絶対行きたいと思っていたのです。

 

グーテンベルク印刷機、中世の印刷方法を再現した映像、プランタンの名前にテンションは爆あがりでした。

工房ツアーでプリントゴッコの巨大版とも言える卓上版印刷機で試し刷りしたり、活字の巨大棚にヨハンが作ったのはこれか~と感激したり。

見学者の中一人、異常なテンションだったかもとちょっと恥ずかしく思います。

活字が使用頻度で納めされています

印刷技術がヨーロッパで広がった理由が、グーテンベルクさんが経営不振に陥り、技術者があちこちに移動した結果と知ってびっくり。グーテンベルクさん、ダメじゃんというべきなのか、倒産してくれてありがとうと言うべきなのか。。。

マインちゃんが印刷技術を広げつつ、職人の囲い込みをしているところに繋がっているなと顔が緩んでしまいました。

 

ミュージアムショップに印刷を題材にした漫画が並んでいるのを見つけて、『本好きの下剋上』もないかと目を皿のようにして探しましたが見つからず、ちょっとがっかりはしましたが、念願だった博物館探訪が果たせたので、ウキウキした気分で帰路につきました。

次は活版印刷体験に挑戦したいと思います。