毒母育ちの私が家族のしがらみを棄てたあと

母に結婚生活を奪われても、文句ひとつ言わず母の面倒を見ることが自分に課せられた生まれてきた意味、と信じ人生すべてあきらめて生きてきました。自分の人生、自分のために生きてよかったのだと気づいてからの日々を綴っています。

私が「本好きの下剋上」にはまった10の理由

はてなブログ10周年特別お題「私が◯◯にハマる10の理由

今一番はまっているのはこれです。

本好きの下剋上香月美夜/著

 

何より、ストーリー展開の妙!

マンガを読んでいるかのようなテンポの良さ。

1年で3回読んでも飽きないどころか、もう一度読みたくなる!

しばらく読まないと禁断症状が出てきます(笑)

 

365日本を読まない日がない私。

本を読んでいればご機嫌で、食事も忘れる。前世では本に埋もれて死にたいと思っていたら本当に本に押しつぶされて死んでしまったマインちゃんの本好きレベルに共感することしきり。

本に対する執着心が私の心を揺さぶります。

 

本がなければ作ればいい。

目標に向かって一直線のマインちゃんの行動力と意志の強さは私にはなかったものだから、憧れます。

 

マインちゃんの真っ直ぐな心。

時に自分勝手だったり周りを巻き込んだり。家族と離れた切なさや。心の機微が分かりやすくて本当にかわいいし応援したくなります。

 

シリアスになったりギャグになったり。ときどきツボにはまって笑い転げることができるところ。

例えば、マインちゃんの洗礼式シーン。「神に祈りを」で集団グリコポーズ!大笑いさせていただきました。

 

いろいろな形の親子関係が登場人物のキャラクターにはっきり反映しているところも好きです。

ルッツと父親との葛藤とか、コミュニケーションが取れていないばかりにルッツが勝手に誤解していたり、苦しんでいたり。味方になってくれる人が周りにいることの大事さをひしひしと感じました。

また、親子の情を知らないフェルディナンド様には、ちょっと自己投影。

自分の気持ちを隠すことで自分を守り、マインに自分がどうしたいかと聞かれて理解できないフェルディナンドの戸惑いがよくわかるシーンでした。

 

親の言う通りにして結果が悪かったら非難されたローデリヒとか、義母にいじめられてたフィリーネと弟とか。親、兄弟の関係をはじめとして人間関係を学ぶいい教科書にもなっています。

 

異世界、魔法、謎、主人公の成長、美形、ファンタジー好きにはたまらない要素がたっぷり入っています。

 

今の私にとって、何も考えずにローゼマインの世界にどっぷりはまることが最大の癒しになっています。