毒母育ちの私が家族のしがらみを棄てたあと

母に結婚生活を奪われても、文句ひとつ言わず母の面倒を見ることが自分に課せられた生まれてきた意味、と信じ人生すべてあきらめて生きてきました。自分の人生、自分のために生きてよかったのだと気づいてからの日々を綴っています。

まだ、元夫の夢を見る

久しぶりに元夫の夢を見ました。

彼の夢を見たのは、何年ぶりでしょう。

ディズニーランドみたいなところへ行っている夢でした。

彼は笑顔で、私が彼にキスをするとびっくりしていました。

彼と唇を重ねて、舌を絡める。

彼とはそんなキス、したことがないのに。彼の感覚をまだ思い出せるくらいリアルでした。

それから二人でクッキーか何か、お菓子を買って歩きました。

 

平安時代には、異性が夢にでてくるのは相手が思っている証、と解釈されていたそうです。

でも、夢判断を持ち出すまでもなくそんなことはありえません。

 

離婚して結婚生活を見限った人は再婚しない。結婚相手を見限った人は再婚相手を探す、らしいです。

 

私は彼に幸せになってほしかった。

二人で幸せになる道がないのなら、せめて彼だけでも幸せになる道を考えました。

母から「用事はすべて私に言う。お前は必要とされていない」と言われたとき、夫が私を無視している理由がわかった気がしました。

見限られたのだと感じた後は、わざと嫌われるように振舞っていました。

 

彼はもう私のことなど覚えてもいないかもしれません。充実した人生を送ったはずの彼が、嫌な思い出でしかない私のことなど思い出すはずがありません。

彼にとって私のことは、忘れてしまった黒歴史

 

彼に会いたいのは私。

夢は私の願望が形になったものでしかありません。

きちんと二人で話し合って、納得して別れたのならこんなに引きずらなかったかもしれないのに。

今もまだ「せめて一度でいいから二人だけで話がしたかっと」という思いにとらわれています。

情けないなあ。