毒母育ちの私が家族のしがらみを棄てたあと

母に結婚生活を奪われても、文句ひとつ言わず母の面倒を見ることが自分に課せられた生まれてきた意味、と信じ人生すべてあきらめて生きてきました。自分の人生、自分のために生きてよかったのだと気づいてからの日々を綴っています。

不眠症が復活して気づいたこと

今年の夏は、オリンピック、猛暑、台風、水害と盛りだくさん。

中心には今年もデン、と新型コロナィルスとワクチン。

相変わらず感染者(本当は陽性判明者)数は毎日報道されるし、緊急事態宣言は延長、拡大されるし。

どこへも行けない日々はまだまだ続きそうです。

 

ようやく朝晩が涼しくなって、過ごしやすくなってきたはずなのに、最近また不眠症気味。体内時計が狂ってしまったようです。

今週の平均睡眠時間は4時間です。

12時前に寝て3時頃目を覚まし、そのまま本を読んで過ごす。2時近くに寝て、6時前に起きる。

 

横になると、頭に浮かんでくるのは、離婚報告に恩師のもとを訪ねた時のことばかり。

あの時、夫の言葉を否定してはいけないと思い込んで、わざと誤解を肯定するような言い方をしたことへの後悔。

本当に言いたかったこと、夫に伝えたかったこと…

どう言うべきだったのかをシミュレーションして、当時のつらい気持ちを呼び出して自分で自分を苦しめている気がします。不毛だと思うのに、無意識のうちに思い出しているのです。

息が苦しくなって、胸が痛くなって、最近は対処法を編み出しました。

 

何も考えないようにするために、本を手に取ります。

一度読んだ本を読み直しているだけですが、これがまあ、あきれるほど内容を覚えていません。

まるで初めて読むみたいに楽しめるのはよいのですが、私ってこんなに記憶力が悪くなっていたのかとちょっとショックも受けています。

 

30年以上前のことは鮮明に覚えているのに。

これが年を取るということでしょうか。

脳細胞の死滅をひしひしと感じてしまいました。