毒母育ちの私が家族のしがらみを棄てたあと

母に結婚生活を奪われても、文句ひとつ言わず母の面倒を見ることが自分に課せられた生まれてきた意味、と信じ人生すべてあきらめて生きてきました。自分の人生、自分のために生きてよかったのだと気づいてからの日々を綴っています。

西日本の有名観光地を巡ってみました

JR「西なびグリーンパス」という、5日間西日本全線乗り放題、新幹線、特急もOK。

しかも指定席はグリーンというとても太っ腹なお得な切符を使って、山陰、山陽駆け足旅行をしてきました。

 

使用した西なびグリーンパス

まずは、「特急はくと」で鳥取へ。

グリーン席は一人席と二人席。椅子は広すぎるくらいでリクライニングは倒れすぎ。

完全に男性仕様で小柄な私は、背もたれにもたれかかれませんでした。

でも、一人席は両側の手すりが使えるのはよかったです。

 

はくとくんは、結構揺れました。しかも兵庫県内では、線路の両脇に家が並び圧迫感があり、少し怖かったです。

 

約3時間でようやく鳥取に到着。

目指すは当然鳥取砂丘、ではなくて砂の美術館。

砂丘は、時間があればチラッと見る程度でいいかな、という程度の関心度合い。

海に近い所で育った私にとっては、砂浜<砂丘<砂漠のイメージで、どうしても砂丘を歩きたい気持ちにはならなかったので。。。

 

鳥取砂丘そば 砂の美術館

砂の美術館は、砂の芸術作品を展示している美術館。

毎回テーマを決めて、鳥取砂丘の砂と水だけで、海外のプロの造形作家さんが作った砂の像が展示されているそうです。

今はエジプトがテーマ。エジプトと言えば、砂漠。

ワクワクしながら中に入ると、巨大な像が目に飛び込んできました。

どの砂像も想像以上の迫力で、まるで古代エジプトの一角に迷い込んだ気分になりました。

 

砂の美術館 庶民の生活が生き生きと表現されていました

 

ラムセスやアクエンアテンの像にテンションがどんどん上がり、写真を撮りまくってしまいました。

砂の美術館 アクエンアテンの家族

 

途中、「アレキサンドリアの風景」と題する砂像を見つけ、テンション爆上がり(笑)

 

砂の美術館 アレキサンドリアの風景

本好きの下剋上』で主人公ローゼマインが手にする領地をアレキサンドリアと名付けたことを思い出し、アレキサンドリアの建物ならこれは、図書館?前にいるのは英知の女神かしら、などと考えてしまいました。

エジプトの神様は人間の姿をしていないはずなんですけどね。ペンと紙持ってるから司書か作家かしら、などと妄想をたくましくしたりして。

 

ひと通り写真を撮り終わったところで、少し気持ちを落ち着け、2周目はじっくり自分の目で堪能しました。

屋外展示を見終わり、展望台から砂丘を見たところでバス時間が近づいていました。

 

鳥取随一の観光地なのに、バスが1時間に1本しかないのはアクセス悪すぎです。

駅弁を買って「特急まつかぜ」で隣の島根県出雲に移動して1日目の終了です。