毒母育ちの私が家族のしがらみを棄てたあと

母に結婚生活を奪われても、文句ひとつ言わず母の面倒を見ることが自分に課せられた生まれてきた意味、と信じ人生すべてあきらめて生きてきました。自分の人生、自分のために生きてよかったのだと気づいてからの日々を綴っています。

京都旅行で感じたこと

久しぶりに京都へ行った理由は、宇治の源氏物語ミュージアムへ行ってみたかったから。

できたと聞いた時からずっと行きたいと思っていましたが、京都駅からの所要時間を考えると躊躇していました。

 

機会があったら行きたいなと思う場所は、よほどのことがないと行かないと自覚もしていました。

時間ができた今、そういう場所を元気なうちに回っておこうと思っています。

 

今回、宇治のほか嵐山のオルゴール博物館、京都国立博物館の新館とあちこちをまわってきました。

国立博物館は、旧館が閉鎖されていました。独特の雰囲気で倉庫のような旧館、案外好きだっただけに残念です。

嵐山には学生時代、嫌になるほど行きました。それがいつの間にかできていたオルゴール博物館がちょっと気になりました。

 

京都嵐山オルゴール博物館

 

思ったよりこじんまりとしていましたが、オルゴールとオートマタが半々の展示でした。

職員による解説とオートマタの実演があり興味深い見学してきました。

行ってよかった(*^^)v

 

一番期待していた宇治源氏物語ミュージアム

宇治市は税金使って何をしたかったんでしょうか、と申し訳ないですけれど辛辣なことを考えてしまいました。

3コーナーに分かれていて、はじめは平安時代の貴族の生活を紹介していました。

網代車の複製がどーんと展示してありました。せめて葵祭の車争いのエピソードでも紹介しとけばいいのにな、と思いながら先を進むと反対側には等身大の人形。

空蝉と義理の娘軒端荻の囲碁シーンなど。

あとは、六条院のジオラマと垣間見体験コーナー。

次の夢の浮橋コーナーは壁面の説明文を見ながら半透明の橋を渡るだけでした。

宇治十帖コーナーにたどり着いたところで、職員さんが私を探しに来てくれて「橋姫」の上映を始めるからと映像室に案内してくれました。

平日でもあり、その時間館内にいたのは私一人。貸切で映像を見ることになりましたので、ちょっとマスクをはずして鑑賞。一休みできました。

ほかには、年表とか体を使ってページをめくるデジタル説明とか源氏香の聞香などの体験コーナー。

 

期待が大きかっただけにちょっと物足りなく、京都に戻った後、風俗博物館に寄ることにしました。

風俗博物館



ここは前に行ったとき六条院の展示が素晴らしかったところ。いつの間にか移転していて、前より少し狭くなったように感じました。

今回の展示は年中行事、祭りがテーマでした。

風俗博物館 源氏

人形も小さいですが内容は絶対こっちの方が充実してます。

私設でもこれだけやってくれることを思うと宇治市頑張れ、と言いたくなりました。

 

そして、学生時代一度も行かなかった二条城へ。

暑い、そして広い。

本丸は工事中とのことでしたが一周するのに1時間半はかかりました。

汗だくで休憩所に入ると冷房が利いていて、生き返った気分でした。ふと見ると靴が真っ白。慌てて除菌シートで靴磨き(笑)

3日間、あちこちうろうろして万歩計のトータル61,000歩になっておりました。

最近の運動不足を解消した気分です。

気づけば、腕時計のあと、よく見ると足の甲も靴の形に日焼けしていました。

 

結婚していたら、一年に一度くらいは旅行していたでしょうがそんな機会がなかった私。

これからも行ってみたかった場所、有名な観光地、いろいろ出かけてみたいと思います。

もちろん一人で!(*^_^*)