毒母育ちの私が家族のしがらみを棄てたあと

母に結婚生活を奪われても、文句ひとつ言わず母の面倒を見ることが自分に課せられた生まれてきた意味、と信じ人生すべてあきらめて生きてきました。自分の人生、自分のために生きてよかったのだと気づいてからの日々を綴っています。

三人連れは、並んで歩くのが普通なのでしょうか

仕事を辞めてからは、運動不足解消のため歩くことがとっても増えました。

目的地に行くのではなく、ぶらぶらと街を散策していると、気づかなかった街並みや歩く人に目がいくようになりました。

 

コロナの規制もどんどんゆるくなり、旅行者が増えているのが分かります。

若いカップルはたいてい手をつないで歩いているし、年配の夫婦らしき二人連れはちょっと離れていたり縦に並んで歩いていたり。

そんな中、三人連れで歩く人の姿がとても気になってしまいました。

 

私が夫と母の三人で出かけた時は、必ず母と夫が並びその後ろを私がついていく。

二人の話に交われない微妙な距離でした。

でも、街で見かけた人たちは歩道をほぼふさぐ形になってはいますが、三人並んで三人で会話をしていました。

何組もの三人連れを見かけましたが、その構図は変わりません。

それがとても自然な形に見えました。

 

三人で出かけていたのは、結婚1~2か月の頃まででしたが、そんな時期から私は二人に排除されていたのだなと気づいてしまいました。

夫だった人は、何を考え母とだけ話をしていたのでしょうか。

「私を見て」

そんな私の叫びは一度も彼に伝わっていなかったのでしょうね。

まだまだ、立ち直れる日は遠いです。