毒母育ちの私が家族のしがらみを棄てたあと

母に結婚生活を奪われても、文句ひとつ言わず母の面倒を見ることが自分に課せられた生まれてきた意味、と信じ人生すべてあきらめて生きてきました。自分の人生、自分のために生きてよかったのだと気づいてからの日々を綴っています。

この1年を振り返って思うこと

人間関係で一番大事なのは人との交わりだとしみじみと感じたこの1年。

一番変わったのは、知り合いとの距離感。

はじめはコロナが落ち着いたら会いましょう、と言い合っていました。

 

まだまだ続くと分かって、おさまらないなら会いましょうとなった人は友人

そのまま、連絡が途切れてしまった人は知り合いだったのだな、と妙に納得しました。

 

子供の時からいつも一人でしたから、一人でいること自体は苦痛ではありません。

ただ、この歳で孤独であることを実感すると時々しんどくなります。

 

休みの日は、買い物に行くか家のことをした後、読書やネット。

就職してからずっと、予定がない日は、1日家から1歩も出ない生活をしているのだなと、改めて実感しました。

 

離婚したときに、これから何十年も変わらずこの家に縛り付けられるのだと人生をあきらめました。それから生活環境は変わりましたが、基本はまったく変わっていないことを再認識した1年でした。これからもおそらく変化はないでしょう。

 

唯一変わったことと言えば、旅行の予定を作れないこと。市外に出るのは自主規制。

なんとなく一人暮らしを始めてから、息抜きに旅行する必要性は感じなくなっていましたが、行きたいところは増えました。

母から逃げるために始めた美術館巡りも、今では完全に趣味になりました。

 

一人になってようやく好きな時に行きたいところに行く自由を得たと感じていただけに自主規制しなければいけない今はストレスが溜まります。

早く好きな時に好きな場所に行ける状況になってほしいと思います。