毒母育ちの私が家族のしがらみを棄てたあと

母に結婚生活を奪われても、文句ひとつ言わず母の面倒を見ることが自分に課せられた生まれてきた意味、と信じ人生すべてあきらめて生きてきました。自分の人生、自分のために生きてよかったのだと気づいてからの日々を綴っています。

車を手放しました

車を手放すことにしました。

このまま視力が落ちれば、運転も難しくなるし。

冬タイヤを買い替える必要ができたことが、手放す決心の後押しになりました。

 

廃車買取の見積もりをネットで依頼しました。

CMだと車の情報入れたら、金額がわかるみたいに言っていますがほとんどのサイトが個人情報入力して業者対応しなくてはならないシステムでした。

自動車保険なら、年式や型式、走行距離等情報を入れポチッとすると、見積額がメールで届くシステムです。

同じようなものだと思っていたら、ポチッとした瞬間、携帯電話が鳴りました。

買取業者からの連絡で、車の詳細聞いてきました。

電話を切ったら、着信がいっぱい入っていてびっくり。

その日のうちに3件ほど見積もりの約束をしました。

 

最初に見積もりに来た業者が結構、強引でした。

「どこの業者に出しても同じ」「大体最初の業者に売る」「今日契約するなら金額を上乗せする」「どの業者も税金還付は業者が取る」

 

相談する相手がいないと、こういう時に失敗するんですよ。

逃げられなくされているのが分かっているのに逃げられない。

強く出られるほど、何も言えなくなるのはこれまでの家族との関係と同じです。

妻の肩書のある人だと最終手段「夫に相談しないと決められない」が使えるけど、そういうこと噓でも言うの思いつきませんでした。

 

結局、いくつもの業者に見積もりしてもらうのも面倒くさくなって、契約したのですが電子契約書が開けない。

契約書は見せてもらいましたが約款を読まずにサインしてしまいました。

 

後で、契約書は送付してくれると言っていましたが、紙1枚。約款のついていない契約書を送ってくる業者に不信感を抱き、ネットで検索したら出るわ出るわ。

ぼられた、買取金額が振り込まれない。電子契約で何度言っても契約書を送ってこない…

先に読んでいたら絶対契約しなかっただろうな、と確信しました。

 

税金が返ってくることも念頭になかったのですが、3月分までの月割りなので計算したら、業者が最初に提示した買取金額とほぼ同じでした。

キャンセル不可と聞いていましたし、何よりしっかり確認しないでサインした私が悪い。

後日送ってもらった約款には、「業者に損害がない場合はキャンセルできる」とあったけど勉強料とあきらめ、そのまま売ることにしました。

引き取り後、約束とおり金額が振り込まれて、ほっとしました。

車さん、長い間ありがとう。