毒母育ちの私が家族のしがらみを棄てたあと

母に結婚生活を奪われても、文句ひとつ言わず母の面倒を見ることが自分に課せられた生まれてきた意味、と信じ人生すべてあきらめて生きてきました。自分の人生、自分のために生きてよかったのだと気づいてからの日々を綴っています。

夏休みといえば…

今日から夏休み?制度上は明日から学校は夏休みに入るのかな?

学校は土曜日が休みになったし、海の日もできたし、カレンダーによって違うみたいでよくわかりません。

 

夏休みになると混雑とうるさいのが苦手なので、子供が増える病院とか美術館とか、なるべく行くのを避けようと予定を組みます。

 

私の子どもの頃は、全校登校日とか学年登校日とか夏休み中に何度か登校日が設けられていましたが、今はどうなんでしょうか。

 

私が住む地域の登校日は、8月6日か9日、お盆前の12日とか13日、そしてもう1日ランダムに設定されていたように記憶しています。

6日や9日は原爆が落とされた日ですから、どちらかが登校日というのは理解できたのですが、なんでそのすぐ後にまた登校日があるのか子どもの頃不思議でした。

 

そんなことなどすっかり忘れてた頃、理由がわかりました。

それは、お盆前の全校登校日に夫が給料をもらって帰ってきたときのこと。

 

30年以上前のことですから、当時はまだ現金支給でした。

お盆で何かと物入りだろうからと、毎年8月だけは学校の先生の給料は早めに支給されることになっていたそうです。(通常は20日頃)

 

昭和の時代、学校の先生も子どもと一緒に夏休み。

夫の学校では、1週間に1度の当番日しか出勤する必要がありませんでした。

先生に給料を渡すために登校日を設定していたとの夫の言葉にショックを受けました。

ようするに子供たちは口実に使われていたわけです。

 

思い出すとこれが1月に家を出ていった夫と、普通に話をした最後の会話かもしれません。

 

現在は、教師は学校が休みでも毎日出勤しなければいけないし、給料は銀行振込だし早めに支給されることもなくなったのでしょうね。