毒母育ちの私が家族のしがらみを棄てたあと

母に結婚生活を奪われても、文句ひとつ言わず母の面倒を見ることが自分に課せられた生まれてきた意味、と信じ人生すべてあきらめて生きてきました。自分の人生、自分のために生きてよかったのだと気づいてからの日々を綴っています。

根本氏の本をもう一冊読んでみた

『マンガでやさしくわかる敏感すぎるあなたがラクになる方法』

こっちは、敏感すぎる女性がカウンセリングを受けて自分を変えていくマンガ仕立てでした。

テーマは、自分軸と他人軸。

相手の気持ちを考えすぎて、(自分が)相手の望んでいるであろうと判断した言動をしてしまうのが他人軸だそうです。

敏感すぎる人の特徴は

・自分の気持ちを我慢して周りに合わせることが多い

・空気を読んで行動するために、自分の気持ちは後回しになる

・人の顔色をうかがって自分の意見を言うのをためらってしまう

・自己嫌悪がとても強い

・人間関係で損な役回りをしていることが多いように思う

などだそうです。

敏感すぎる人が陥る幻想が

・いつかわかってもらえる

・自分が我慢すれば丸く収まる

・これだけ頑張れば、喜んでもらえる

 

 なんか、過去の私みたいです。今もかな?

親しくない人に対しては、言いたいこと言えるし顔色をうかがうこともないのに、親しくなったとたん、気を回してしまいます。

子どもの頃からずっと、家族限定で「自分さえ我慢していれば争いは起きない」と思い込んでいました。我が家では、私が我慢できずに何か主張するたび波風が立ちました。だから私の場合は幻想というより、経験則でしたけど。

 

母が私の言葉を理解しないわけが少しわかりました。完璧な自分軸でしか物事を考えられない人だったんです。だから、他人の気持ちを忖度する人間の気持ちが全くわからなかったのですね。

母のせいにしているわけではなく、母の気持ちを慮って母が喜ぶことをしてきたつもりなのに、根本氏がいうとおり「期待は必ず裏切られる」「相手はそんなことを望んでいない」のでした。

 

気づくのが遅すぎたけど、今から何かできないのかな。