毒母育ちの私が家族のしがらみを棄てたあと

母に結婚生活を奪われても、文句ひとつ言わず母の面倒を見ることが自分に課せられた生まれてきた意味、と信じ人生すべてあきらめて生きてきました。自分の人生、自分のために生きてよかったのだと気づいてからの日々を綴っています。

処女と(素人)童貞だったから結婚生活始められなかったのかな?

話しかけてもまともに話をしない。何か気に障ることがあるのかと聞いても無言。

したいことがあったら、言ってほしいと頼んでも、何も言わない、何もしない。

私は、夫が私を妻として扱わないことをずっと不思議に感じていました。

 

だから、私が夫との関係を拒否していると夫が周囲に言っていることを知った時、私は心の中で叫んでいました。

 

「強制されていやいや結婚したわけじゃない。4年も付き合って結婚した相手と関係持つのを嫌なわけがない。関係を持てない理由を聞いてほしい。」

こんな理屈は変なのでしょうか?

 

新婚生活1日目。夫より先にウキウキしながら起きたものの、母が朝食の準備とか全部やってくれていて、何もできずただうろうろするだけ。

夫を玄関で見送るときにも母の視線を感じキス一つできませんでした。

夫がいなくなるや母から

「邪魔だから、(夫と一緒に)起きてくるな」と言われ、翌日から夫とともに起きることをやめました。夫が出かけたあとでないと起きてはいけないと思い込んでいました。

 

「なぜ、夫と朝食をともにしてはいけないの」

「出勤する夫を見送りたい」

そんな言葉は封印し黙って母に従うことしかできませんでした。

 

母に言われたことを夫に伝えるなんて思いつきもしなかった。

夫は当時私に何も言いませんでしたが、今考えれば夫の目には、一緒に起きもせず、全部母親まかせにするひどい女、と映っていたのだと思います。

気づくの遅すぎますね。

 

お母さんに言われたから、と何もかも母親優先では、夫の気持ちが離れていくのは当然でした。

ま、夫も母優先で私のこと全く気にかけてなかったように感じましたけど。

 

妻と1日5分も過ごさずにその何十倍もの時間を妻の母と過ごす夫をどう受け止めればよかったのでしょう。二人してお互いを見ずに、母の方を向いていたんだと思います。

 

そんな状態で、結婚生活を始められるわけがありません。

そんなこともわからず私はずっとあがいていました。