毒母育ちの私が家族のしがらみを棄てたあと

母に結婚生活を奪われても、文句ひとつ言わず母の面倒を見ることが自分に課せられた生まれてきた意味、と信じ人生すべてあきらめて生きてきました。自分の人生、自分のために生きてよかったのだと気づいてからの日々を綴っています。

キスが強制わいせつ、時代は変わった

 

TOKIO山口達也が高校生に無理やりキスしたと警察に書類送検、強制わいせつだと大騒ぎしている。TOKIOとどういう関係があるんだろう?という芸能人があれこれコメントして、それがまたネットニュースに流れている。考えが甘い、と非難集中。結局、事務所を辞職したが騒ぎが治まる気配はない。

 

時代が変わったなあ、というのが正直な感想だ。

 

私の若いころは(年寄りの常套句だなあ)女子社員がお酌をするのは当たり前。酔うと太ももに触る、抱き寄せようとする、厄介な酔っ払いはそれこそキスを強要する。

上手にあしらえない女子社員のほうが先輩社員に馬鹿にされていたものでした。

 

私は二度キスを強要されました。

一度目はまだ大学生の頃。友人とその彼氏と彼氏の友達とディスコ(古い!)に行ったときのことでした。チークタイムに友人に促され、その彼氏と踊っていました。照明は落とされ、ミラーボールの明かりだけがくるくるとホールに色とりどりの光を落とす中、突然キスされました。真っ先に思ったのは、「友人に知られてはいけない。彼女を傷つけたくない」ということ。

 

知らん顔してトイレに行き唇をぬぐって涙をこらえました。

そこへ入ってきた彼氏の友達の彼女(ややこしくすみません)は

「あんた、今なにしたのよ」と烈火のごとく怒っていました。

油断して、無理やりキスされた方が非難される時代だったのです。