元夫のこと
ネットの世界では、いろんな言葉が作られていますが、私が最近YouTubeでよく見かけるようになった言葉に、エネ夫(妻)があります。 意味は、妻(夫)の見方をしないで逆に相手を苦しめる敵になった夫(妻)、を指すらしいです。 私の味方をしないどころか、私の言…
今年もあと1週間。 と言っても、私にとっては「明日」が「今日」に変わるだけですが。 ざっくりと一年を振り返ってみれば、今年の冬はトイレがあふれたり給湯器が壊れたり。母の負の遺産に振り回されたことが思い出されます。 トイレからあふれた下水の掃除…
いとこが出張で来た際の会話から、母が私の結婚生活について伯母(いとこの母)にとんでもない嘘、でたらめを話していたことを知りました。 いとこからその話を聞かされた日、一晩泣き明かしました。 何を聞かされたかを書けるまでにも、相当時間が必要でし…
車を手放して、1年半。 その間にプライベートで車を運転したのは、たった1回。 レンタカーを借りてみましたが、シートの高さとか背もたれとか、いろいろ小柄な私には不都合が多く、帰ってきたときには肩こり腰痛‥。 二度とレンタカーなんて借りないと心に…
東大卒、元エリート官僚としてテレビでよく見ていた山口真由さんが妊娠したと発表された。 ネットを見ていると、「いつ結婚したんだ」とか「夫は誰だ」とか言っている人がいることに違和感を感じます。 政府の少子化対策も同じ。「結婚しなくても妊娠できる…
仕事を辞めてからは、運動不足解消のため歩くことがとっても増えました。 目的地に行くのではなく、ぶらぶらと街を散策していると、気づかなかった街並みや歩く人に目がいくようになりました。 コロナの規制もどんどんゆるくなり、旅行者が増えているのが分…
旅行前は1日くらい雨が降るのを覚悟していたのですが、5日とも3月とは思えない陽気で、日中は暑いくらいでした。良いお天気で旅行できたのが何よりよかったことでした。 旅程で失敗したなと思ったのは、姫路から大阪まで新幹線なら30分、特急だと倍の時間が…
4日目、名所観光の最後、暴れん坊将軍をはじめ数々の時代劇に江戸城として登場した姫路城へ行きました。 車窓から見ることはあってもなかなか訪れる機会のなかった姫路城は「ザ、城」って感じでとてもきれいでした。前日の広島城と比べてはいけません。 姫路…
明けましておめでとうございます。 去年の暮には各地で大雪による混乱がおこりましたが、懸念されていた寒波も大したことがなく、概ね穏やかなお正月になりました。 家族がいないことをいやでも認識してしまう、正月のような家族行事、家族単位で動く時期は…
V・E・シュワブの『アディ・ラルーの誰も知らない人生』を読みました。 フランスの片田舎で育ったアディ・ラルーという名の少女が望まぬ結婚を強いられた時、自由を求めて祈ってはいけない神に祈った結果、生きるのが嫌になったら魂を引き渡す契約を結び自由…
1年前、カマル・ラヴィカントの『死ぬ気で自分を愛しなさい』を読んだあと、 心を立て直すための呪文「私は私を愛している」を唱えようとしても、 心が、この言葉を唱えることを拒否し、どうしても唱えられませんでした。 当時の私は、自分を愛しいとか好き…
15日は元夫の誕生日でした。 毎年、「二人でお祝いしよう」と言った際に「お母さんは?」とやんわり拒否されたことを思い出します。 学生時代は遠距離恋愛でしたから、5月に会うことなど考え付きませんでした。 私は、彼に誕生日プレゼントを贈ったことが…
とても久しぶりに夫の名前をググってみました。 1枚だけ新しい写真を見つけました。といっても2年ほど前の記事でしたが。 老けたなあ。それが第一印象。 でも体型は全然変わっていないみたいでした。 二人で年を取っていきたかったと思っていたのは、きっと…
久しぶりに元夫の夢を見ました。 彼の夢を見たのは、何年ぶりでしょう。 ディズニーランドみたいなところへ行っている夢でした。 彼は笑顔で、私が彼にキスをするとびっくりしていました。 彼と唇を重ねて、舌を絡める。 彼とはそんなキス、したことがないの…
正月早々、こんなこと書いたらあまりに暗くなるので今日まで待ちました。 1月1日、目が覚めたら泣いていました。 最悪の年明けです。 相変わらず、結婚生活についても離婚話も夫と直接できなかった後悔に囚われています。 せめて一度でいいから二人で、二人…
せめて一度でいいから、夫と二人だけで話がしたかった。 これが、ずっと引きずっている私の思いであり、後悔。 心の中にずっしり重い澱となってします。 新婚旅行から帰ってからは、私に触れようともしなかったし、二人で過ごそうともしない夫の態度に、寂し…
毎年4月、新年度が始まるとともに桜が満開となり、離婚した当時のつらい気持ち、さみしい気持ちを思い出しながら、桜を見ていました。 二人で花見に行きたかったな。 そんな後悔を毎年思い出していました。 でも、今年は満開の桜を「ああ、桜が咲いている。…
3回目のカウンセリングを受けました。 今回は夫のことを話しました。 結婚生活初日に母から「邪魔だから明日から起きてくるな」と言われたことを話すと 「お母さんが寝てればいいの」と言ってくれました。 母に言われたこと、夫の言動、私の思い。いろいろ話…
母に寝室で立てる音をすべて聞かれているとわかった後で、夫と夫婦生活ができたか。 答え 100%無理。 母の存在を意識するだけで、今でも私は委縮してしまいます。 心も体も解放することができない状態で、夫婦の営みなどできるはずがありません。 経験の…
私の本を読んでくださった方からお葉書をいただきました。 「幸せになってください」と書かれていて、思わずウルッときました。 家族から言われたことのない言葉、これまで周りの人から言われたことがない言葉を 本を読んだ人たちからかけられました。 「幸…
June.aさんからコメントをいただき、もし今の私が結婚当時に戻れたら母にうまく対処して、結婚生活を送ることができたのかをじっくり考えてみました。 結論から言うと、絶対無理。母に太刀打ちできたとは思えません。 当時のシーンを検証してみる その1 「…
そんなことを考えても無駄だし、虚しいことだと自分でもわかっているけれど、つい考えてしまいます。 言いたいことを全く言えなかったのは、私に勇気がなかったから。 そして、何よりも母や夫の言葉を他人の前で否定してはいけないと信じ込んでいたからにほ…
離婚報告を媒酌人にしに行ったとき、夫が事情を延々話した後、突然私に 「抱かれたいと思ったことはないのか」 と聞かれた時に、夫の言葉を否定することになること、母の前で夫婦関係を話すことがためらわれて返事にとても困りました。 本当に言いたかったこ…
昨日は元夫の65回目の誕生日。 家族でお祝いをしたのかしら。 毎年5月15日が近づくと結婚していた時の誕生日のことを思います。 二人で出かけて祝おうと誘ったけれど、やんわりと夫に断られたこと。 母が私には全く教えず、豪華な食事で夫の誕生日を祝ったこ…
離婚を体験した男性のインタビューを読んでいたら、男性は離婚に対して二通りのとらえ方があるそうな。 ひとつは結婚に幻滅するタイプ。自分が結婚生活に向いていないと感じるらしい。 もう一つは、相手に幻滅するタイプ。こちらは自分の結婚相手が外れであ…
もう何年も、何度も何度も繰り返し思い出し、本当に言いたかったことをシュミレーションしているシーンがあります。 結婚式の媒酌人だった私の恩師に離婚の報告をしに行ったときのことです。 夫は開口一番「順子が僕を拒絶している」「二人で話し合って離婚…
なぜか私は彼の家の台所にいて、食器を洗っていました。 台所にある勝手口から奥さんと一緒に彼が帰ってきました。私は目を伏せて、奥さんの顔を見ないようにします。奥さんに続いて彼が家の中に入ってきました。 奥さんは家の奥に入って行き、彼が一瞬足を…
結婚前に関係を持たなかったのは、はっきり誘われたことがないのが一番の理由かな。せめて、旅行にでも誘ってくれればきっかけになったかもしれないけど。 私が学生だった時は一応遠距離恋愛だったんだから、大学のあった京都に彼が遊びに来るとかすればいい…
妻と話をしない。男ってそんなものだという理屈が通るなら 初めて経験するときは男にうまくリードしてもらいたいと、処女が望むのも普通ではないでしょうか。怖くて逃げたり、いやと言ったりするのもそう変なことでもないように思います。 子どもの頃、はじ…
話しかけてもまともに話をしない。何か気に障ることがあるのかと聞いても無言。 したいことがあったら、言ってほしいと頼んでも、何も言わない、何もしない。 私は、夫が私を妻として扱わないことをずっと不思議に感じていました。 だから、私が夫との関係を…